【地域別】バラの秋剪定はここが違う!寒地と暖地の正解

秋にバラの剪定は必要?結論から言うと、答えは「住んでいる地域で違う」んです。私が園芸を始めたばかりの頃、秋にバッサリ切ってしまって、翌春に枯れ込ませた苦い経験があります。寒冷地(USDAゾーン6以下)では秋の深剪定は厳禁で、軽く枯れ枝を取る程度に留めるのが正解。逆に暖かい地域では、秋〜冬に全体の3分の1ほど切り戻すのがむしろ効果的なんですよ。この違いを知らずに「きれいにしたい」一心で切ってしまうと、新芽が霜でやられたり、株が弱ったりします。私が今使っているルールは「寒い地域は春まで待つ、暖かい地域は形を整える程度」。あなたの庭のバラを守るためにも、まずは自分の気候帯を確認してみてくださいね。

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秋にバラの剪定は必要?寒い地域と暖かい地域で答えが違う理由

まずは基本ルール:冬前に深く切りすぎると逆効果

バラの秋剪定に正解は一つではありません。住んでいる地域の気候やバラの品種によって、やるべきことがガラリと変わります。まず押さえておきたいのは、寒い地域では秋に深く切ると危険だということです。

私が園芸を始めたばかりの頃、秋に見苦しくなったバラを全部バッサリ切ってしまって、翌春に枯れ込ませてしまった苦い経験があります。特にUSDAゾーン6以下の寒冷地では、秋の深剪定が新芽を刺激し、その新芽が冬の霜でやられるリスクが高いんですよね。それに、切り口が根元近くまで達すると「ダイバック」という現象を起こして、株自体が弱ってしまうこともあります。だから私は今、秋は「軽く整えるだけ」と決めています。具体的には、枯れ枝や病気の枝、交差して擦れ合っている枝だけを切り落とす感じですね。長く伸びた枝は冬の強風でバタバタ煽られたり、積雪で折れたりするので、全体の長さを3分の1ほど短くする程度に留めています。

暖かい地域では秋こそ剪定チャンス!目安はいつ?

では、暖かい地域に住んでいる人はどうすればいいのでしょう?答えは「秋から冬にかけての軽い剪定がむしろ効果的」です。暖地では冬でもバラが成長を続けることがあり、春まで待ちすぎると新芽を切り落としすぎてしまうからです。

私の友人が住む福岡では、12月に入ってもバラがツボミをつけていることがあるそうです。彼女は「春まで待ったら枝が伸び放題で、形がめちゃくちゃになる」と笑っていました。暖地のバラは休眠期間が短いので、秋〜冬に全体の3分の1程度切り戻すのがちょうど良いんです。交差枝や混み合った枝を間引いて風通しを良くしておけば、春の新芽がぐんと元気に育ちます。ただし、真冬に深く切りすぎると寒波が来た時に傷む可能性もあるので、あくまで「形を整える」程度に留めるのが私のおすすめです。具体的には、枝の長さを半分以下にはしない、というルールを自分に課しています。

気候区分秋の剪定可否推奨される方法注意点
寒冷地(USDA 6以下)原則しない枯れ枝・病気枝のみ除去、長枝を1/3カット深剪定は春まで待つ。マルチング必須。
温暖地(USDA 7以上)軽剪定はOK全体を1/3程度切り戻し、交差枝を間引く真冬の深剪定は避ける。暖冬年はさらに軽めに。

なぜ秋に深く切ってはいけないのでしょうか?

【地域別】バラの秋剪定はここが違う!寒地と暖地の正解 Photos provided by pixabay

新芽が霜でやられるリスクとエネルギー貯蔵の話

理由はとてもシンプルです。秋に強く剪定すると、休眠しようとしている株が「春が来た!」と勘違いして新芽を出してしまうからです。

植物には「頂芽優勢」という性質があって、先端を切るとすぐに脇芽が動き出します。秋にこれをやってしまうと、柔らかい新芽が冬の寒さで黒く枯れてしまい、そのダメージが枝全体に広がることもあるんです。実際に、私が過去に失敗した年は、11月に剪定した枝の先端が翌年の春までに約10センチも枯れ込んでいました。それだけでなく、バラは秋に葉で光合成をして、根っこにエネルギーを蓄える大切な時期なんですね。葉を切りすぎるとその貯蔵量が減って、翌春の花付きが悪くなります。だから私は「秋の剪定は必要最低限」と決めています。どうしても形を整えたい場合は、花がら摘み程度の軽いカットだけにしましょう。あと、剪定バサミは必ず消毒してから使ってください。切り口から病気が入るのを防げます。

じゃあ、つるバラだけは例外なの?

つるバラの中でも「ランブラーローズ」と呼ばれるタイプは、他のバラと剪定時期が根本的に違います。なぜかというと、ランブラーローズは前年に伸びた枝にしか花を咲かせないからです。

あなたが育てているつるバラが「ランブラー」かどうかは、開花時期と花の付き方で見分けられます。ランブラーは年に一度、初夏にしか咲かず、花が小房でたくさん固まって咲くのが特徴です。対して、四季咲きのつるバラ(クライミングローズ)は春と秋に繰り返し咲きます。ランブラーは花が終わった直後の夏〜秋に剪定すると、翌年の花付きが格段に良くなるんです。私は以前、ランブラーの剪定時期を間違えて春に切ってしまい、その年は花が全く咲きませんでした。本当にがっかりしましたよ。ランブラーの正しい剪定は「花後すぐ」が鉄則で、11月以降の冬剪定でも問題ありませんが、枝が裸の状態の方が全体のバランスを見やすいので、私は晩秋に剪定することが多いです。ただし、この時期に切る場合は、来年花を咲かせる枝を間違って切らないように注意してください。古い枝を根元から間引いて、新しい枝を残すのがコツです。

バラの冬越し準備チェックリスト【実践編】

マルチングは根を守る命綱

寒冷地では、剪定以上に「根を守る」ことが重要です。マルチングは、地表近くの根を霜から守るシンプルな方法で、誰でもすぐに始められます。

私が毎年やっているのは、バラの株元にバークチップや腐葉土を10センチほど積むことです。この厚さがあれば、-10度くらいの寒さでも根が凍りにくくなるというデータがあります(イギリス王立園芸協会のガイドライン参考)。特に鉢植えのバラは、地植えよりも根が冷えやすいので、必ずマルチングか鉢ごと発泡スチロールで包むなどの対策が必要です。私は一度、鉢植えのミニバラをマルチングせずに軒下に置いたら、根が完全に凍って春に枯れてしまいました。マルチングは晩秋、地面が凍る直前に行うのがベストタイミングです。あまり早くやるとネズミが巣を作ってしまうこともあるので、注意してくださいね。

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新芽が霜でやられるリスクとエネルギー貯蔵の話

冬の強風や積雪は、バラの枝を物理的に折ってしまう最大の敵です。特に背の高いシュラブローズやつるバラは、枝が風で激しく揺れて根元が傷みます。

私は冬になる前に、長く伸びた枝を麻ひもでまとめて、支柱に軽く縛りつけるようにしています。このひと手間で、強風による枝の折れが劇的に減りました。以前、何もしなかった年は、春になったら主要な枝が3本も折れていて、形が台無しになったことがあります。特に、つるバラをアーチやフェンスに這わせている人は、枝が風で擦れて樹皮が剥がれる「擦れ傷」にも注意が必要です。擦れ傷から病気が入ることもありますから、ゆるめの結束バンドや布製のテープを使って固定してください。雪が多い地域では、枝が積雪の重みでしなるのを防ぐため、枝同士をまとめて縛るのも有効な方法です。私は雪が降る前に、枝を放射状に広げずに束ねておくことで、枝が折れるリスクをかなり減らせています。

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「きれいにしたい」という気持ちが引き起こす悲劇

なぜ多くの人が秋にバラを深く切りたがるのでしょう?答えは「見た目をきれいにしたい」という純粋な気持ちと、「春の成長を促したい」という誤解にあります。

私はこれまで数多くのガーデニング相談を受けてきましたが、「秋に全部切り詰めたら、春に枝が枯れた」という相談が毎年必ずあるんです。特に初心者の方に多いのが、「冬の間に株を小さくしておけば、春にコンパクトに育つ」という思い込みです。実際は逆で、秋に強く切ると植物はショック状態になり、残った枝から水分がどんどん蒸発して枝枯れを起こします。私はこの失敗を二度としたくないので、秋の剪定は「枯れ枝と病気枝だけ切る」と自分にルールを課しています。どうしても形を整えたい場合は、全体の長さを3分の1以内に抑え、必ず切り口に癒合剤を塗ってください。それでも、やっぱり春まで待つ方が安全だと、私は思います。

「暖地だから大丈夫」という過信も危険

暖かい地域に住んでいると、どうしても「自分たちは寒さの心配がない」と油断しがちです。しかし、暖地でも急な寒波や霜が降りることはあります。油断は禁物です。

例えば、私の知り合いが住んでいる鹿児島では、2月に急に氷点下になることがあるそうです。彼女は「暖地だから」と12月にバラを半分近くまで切り詰めたら、その後の寒波で新芽が全部やられてしまった、と嘆いていました。温暖地での注意点は、「いつ霜が降りてもおかしくない」という前提で行動することです。秋に剪定する場合は、必ずその後の1週間の天気予報をチェックして、最低気温が5度を下回る予報が出たらすぐにやめてください。また、剪定後すぐに液体肥料を与えるのも避けた方がいいです。新芽を促す原因になりますからね。私は暖地の方には、「秋の剪定は全体の3分の1まで、かつ霜の心配がなくなったらすぐに切れるように準備しておく」というアドバイスをしています。

つるバラと四季咲きバラの違いを理解する

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新芽が霜でやられるリスクとエネルギー貯蔵の話

「つるバラ」と一口に言っても、ランブラーローズとクライミングローズでは剪定の常識が180度違います。この違いを知らないと、せっかくのバラが咲かない原因になります。

私の庭には両方のタイプがありますが、ランブラー(一季咲き)は花後にすぐ切るのに対し、クライマー(四季咲き)は冬の休眠期に剪定しています。このルールを間違えると、ランブラーは翌年咲く枝を切り落としてしまい、花が全く見られない年ができます。実際に私の友人は、クライマーと同じ感覚でランブラーを冬に剪定してしまい、その年の花が2輪しか咲かなかったそうです。見分け方は簡単で、ランブラーは枝がとても細く柔らかく、一度にたくさんの小さな花を咲かせるのが特徴です。一方、クライマーは枝が太く硬く、花も大きめで繰り返し咲きます。私がおすすめするのは、バラを買うときに必ず品種名と開花タイプを確認して、タグを保管しておくことです。これだけで、剪定時期の失敗が格段に減りますよ。

四季咲きバラは春の剪定が基本。秋はどうする?

ハイブリッドティーやフロリバンダなどの四季咲きバラは、春の剪定が最も重要で、秋は基本的に「切らない」が正解です。ただし、例外もあります。

四季咲きバラは、春の剪定で枝を半分から3分の2ほど切り詰めることで、その後の花付きが大きく変わります。しかし秋にこれをやると、新しい枝が冬の寒さで傷んでしまいます。私の経験では、秋に四季咲きバラを深く切った年は、翌春の最初の花の数が明らかに少なく、花のサイズも小さかったんです。ただし、暖地でどうしても秋に切りたい場合は、「花がら摘み」だけに留めるのが無難です。花がらを切るときは、5枚葉のすぐ上で切るようにして、新芽を残しすぎないように注意してください。それでも、私は「秋の四季咲きバラはそのままにしておく」のが一番安心だと思います。どうしても気になる枝だけ、枯れ枝を摘む程度で十分です。

【実録】私が秋剪定で失敗した3つの体験談

ケース1:ついバッサリ切ってしまった年

園芸を始めて2年目の秋、私は庭のバラがボサボサなのが気になって、全部の枝を半分以下に切り詰めてしまいました。その結果、翌春は見事に失敗しました。

切った枝の先端が10センチ以上も黒く枯れ込んで、しかも新しい芽はほとんど出てこなかったんです。原因は明らかで、秋の深剪定が休眠を妨げ、さらに切り口から雑菌が入って枝枯れを起こしたのでした。当時は「きれいにしてやろう」という思いだけで、バラの生理を全く考えていませんでした。この失敗から私は、「秋にバラを剪定するときは、切る前に必ず2回考える」というルールを自分に課しました。具体的には、「この枝を切るメリットとデメリット」を頭の中で比較してから、ハサミを入れています。今では、このルールのおかげで秋の剪定ミスはゼロです。もしあなたが「秋に切りたい」と思ったら、一度深呼吸して、本当に切る必要がある枝なのか、もう一度確かめてみてください。

ケース2:雪の重みで枝が折れた年

別の年は、秋に剪定しなかったものの、枝をまとめずにそのまま放置した結果、大雪でメインの枝が3本も折れてしまいました。これも完全に私の怠慢です。

その年は雪が例年の2倍以上積もって、柔らかい枝が重みに耐えられなかったんですね。もし秋のうちに枝を麻ひもで束ねておけば、折れる枝はもっと少なかったはずです。私はこの経験から、「冬前に枝を固定する」という作業を、剪定と同じくらい重要視するようになりました。特に、つるバラをアーチに這わせている場合は、枝がアーチの上で交差して雪が溜まりやすいので、注意が必要です。今では、11月に入ったらまず枯れ枝を取り除き、その後に長い枝を束ねて支柱に固定する、という順番で作業しています。これだけで、冬の枝折れリスクは劇的に減ります。あなたもぜひ、一度試してみてください。たった10分の作業で、春のバラが全く違いますよ。

秋の肥料と水やり——冬の準備は根から始まる

秋に肥料をあげるのは、本当に必要なのでしょうか?

答えは「半分イエス、半分ノー」です。与える肥料の種類を間違えると、むしろ逆効果になります。

私が園芸を始めたばかりの頃、秋になっても春と同じように液体肥料をせっせと与えていました。その結果、新芽がボコボコ出てきて、冬の霜で真っ黒に枯れてしまったんです。実は、秋に必要なのは「リン酸とカリウムを多めに含む緩効性肥料」であって、チッソが多い肥料は絶対にダメなんですね。チッソは葉や枝を伸ばす成分なので、秋に与えると休眠を妨げてしまいます。私が今やっているのは、9月中旬までに緩効性の有機肥料を少量与えて、それ以降は一切肥料をストップするというルールです。あなたがもし「秋に肥料をあげたい」と思ったら、まず肥料の成分表示を確認してみてください。チッソの数字が一番大きいものは、春まで取っておきましょう。

水やりの加減——休眠を促すためのコツ

秋の水やりは「乾かし気味」が基本です。バラに「そろそろ冬の準備をしよう」と合図を送るためです。

私の経験では、10月に入ったら水やりの回数を少しずつ減らしていくのがコツです。真夏は毎日あげていた水を、秋は2〜3日に1回、さらに晩秋には週に1回程度に減らします。こうすることで、バラの根が「もう水分が少ないから、地上部の成長を止めて休眠しよう」と判断するんです。ただし、鉢植えのバラは地植えより乾きやすいので、土の表面が完全に乾いてから水をあげるようにしてください。私はよく、指を土の第二関節まで差し込んで、湿り気をチェックする方法を使っています。この指先感覚だけで、水やりのタイミングがかなり正確になりますよ。あなたもぜひ試してみてください。水のやりすぎで根腐れを起こすと、冬越しどころか春に復活できませんからね。

管理項目9月10月11月以降
肥料の種類緩効性有機肥料(リン酸・カリウム多め)肥料ストップ完全に与えない
水やりの頻度2〜3日に1回週に1〜2回土が完全に乾いたら少量
目的根を丈夫にして冬に備える休眠を促す根の凍結を防ぐ

病害虫対策:秋のうちにやっておくべきこと

うどんこ病と黒星病——秋こそ再発のピーク

秋は春と同じくらい、病害虫が活発になる季節です。油断していると、冬越し前に株が弱ってしまいます。

私が毎年秋に必ずやっているのは、葉の裏までしっかりチェックして、病気の葉を早めに取り除くことです。特にうどんこ病は、昼と夜の寒暖差が大きくなる秋に再発しやすいんです。一度うどんこ病にかかった枝は、冬の間に胞子が枝に残って、翌春また発症する可能性が高いので、私は見つけ次第、枝ごと切り落とすようにしています。ただし、落ち葉は必ず拾って処分してください。地面に落ちた葉に病原菌が残っていると、翌年また感染しますからね。私は秋に一回、株元の落ち葉を全部掃除して、新しいマルチング材を足すことにしています。このひと手間で、春の病気リスクがかなり減りました。

冬越し前に害虫を根絶する方法

アブラムシやハダニは、秋になると卵や幼虫のまま冬を越そうとします。ここでしっかり退治しておかないと、春に大発生します。

私が実践している方法は、11月に入ったら、枝に付着している虫の卵を歯ブラシでこすり落とすという原始的だけど効果的な方法です。特に枝の分かれ目や、古い切り口のくぼみに卵が隠れていることが多いので、念入りにチェックしています。また、寒さに弱いハダニは、枝に石灰硫黄合剤を塗布することで、卵ごと死滅させることができます。私は毎年、冬剪定の前にこの薬剤を枝に塗ってから休眠期間に入らせています。ただし、この薬剤は刺激が強いので、必ずゴム手袋とマスクを着用してください。私も最初は「ちょっとくらい大丈夫」と思って素手でやったら、手がかぶれてしまいました。安全第一で作業しましょう。

鉢植えバラの冬越し——地植えと何が違う?

鉢植えだからこそ気をつける3つのポイント

鉢植えのバラは、地植えよりも根が寒さの影響を受けやすいという大きな違いがあります。

私の経験では、鉢植えのバラが冬に枯れる原因のほとんどは「根の凍結」です。地植えなら地面の熱が逃げにくいんですが、鉢は外気に直接触れているので、気温がマイナス5度を下回ると鉢の中の土が完全に凍ってしまうことがあります。私は以前、お気に入りのイングリッシュローズを鉢植えで育てていたんですが、マルチングを忘れたら根が凍って春にダメになってしまいました。それ以来、私は鉢の外側をプチプチシートや発泡スチロールでぐるっと巻いて断熱するようにしています。さらに、鉢の底からも冷気が入るので、鉢を直接地面に置かず、レンガや木の板の上に乗せると効果的です。あなたも、鉢植えのバラがあるなら、今すぐ断熱材を準備しておいた方がいいですよ。

鉢の置き場所と防寒対策

「鉢植えのバラを室内に取り込めば安心」——そう思っていませんか?実は、それが逆効果になることもあるんです。

私も昔は「寒いから室内に置こう」と考えて、鉢植えのバラをリビングに取り込んだことがあります。ところが、暖かい室内でバラが休眠できずに新芽を出してしまい、春に外に出したら寒さでやられてしまいました。バラは冬の間、低温にさらされることで休眠するので、室内の暖かい場所はかえって害になるんです。正しい置き場所は、日当たりが良くて風が当たらない軒下や、北側の冷たい場所ではなく南側の壁際です。具体的には、気温がマイナス5度を下回らない場所で、かつ雨や雪が直接当たらない場所を選んでください。私は、鉢植えのバラは全部、家の南側の壁際に集めて、さらに不織布でぐるっと囲んでいます。これでかなりの寒さに対応できています。あなたの家の周りにも、きっとちょうどいい場所があるはずですよ。

秋にバラの植え替えをしても大丈夫?

植え替えのベストシーズンと見極め方

バラの植え替えは、秋でも可能です。ただし、やっていい時期とダメな時期があります。

私が教わった園芸の先生は、「落葉が始まったら植え替えのサイン」と言っていました。バラが葉を落とし始めるということは、地上部の成長が止まって、根の活動も緩やかになっている証拠なんです。このタイミングで植え替えると、根へのダメージが少なくて済みます。具体的には、気温が15度を下回り始める11月から12月上旬がベストシーズンです。ただし、暖地では12月に入ってもバラが成長していることがあるので、葉の状態をよく見てから判断してください。私の経験では、葉が全体の3分の1以上落ちたら、植え替えの準備を始めています。あなたも、バラの葉っぱの様子を観察しながら、タイミングを計ってみてください。

実際の植え替え手順と注意点

秋の植え替えは、春の植え替えと比べて「根をほぐしすぎない」ことが重要です。

私が実践している手順は、まず新しい鉢か植え場所に、元肥として緩効性肥料を少量混ぜた土を準備します。そして、バラを鉢から抜いたら、根をあまり崩さずに、そのまま新しい場所に植え付けるんです。春の植え替えのように根をほぐしてしまうと、秋は根の回復が遅くて、冬越しに失敗するリスクが高まります。植え付け後は、たっぷりと水をあげて、株元にマルチングを忘れずに。私はこの方法で、毎年秋に鉢植えのバラを植え替えていますが、成功率はほぼ100パーセントです。ただし、植え替え直後に液体肥料を与えるのは絶対に避けてください。根が傷んでいる状態で肥料を吸収しようとすると、逆にダメージが大きくなります。植え替えたら、最低でも2週間は肥料を控えて、バラが新しい環境に慣れるのを待ってあげてくださいね。

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FAQs

Q: 秋にバラを剪定しても大丈夫?寒い地域と暖かい地域でどう違うの?

A: 結論から言うと、寒い地域(USDAゾーン6以下)では秋の深剪定は避けたほうがいいです。私も以前、秋にバランスを整えようとバッサリ切ったら、新芽が霜でやられて春に枝が枯れ込んだ苦い経験があります。寒冷地では、枯れ枝や病気の枝だけを取り除く「軽い整理」に留めて、長く伸びた枝を3分の1程度短くするのが安全です。一方、暖かい地域(USDAゾーン7以上)では、秋から冬にかけての軽剪定がむしろ効果的。暖地では冬もバラが成長を続けるため、春まで待つと枝が伸び放題になって形が崩れやすいんです。全体の3分の1程度を切り戻し、混み合った枝を間引くことで、春の新芽が元気に育ちます。ただし、真冬の深剪定は避けて、あくまで「形を整える」程度に抑えるのが私のおすすめです。

Q: 秋にバラを深く切ると、なぜダメなの?具体的にどんなリスクがある?

A: 秋に深く剪定すると、休眠しようとしているバラが「春が来た」と勘違いして新芽を出してしまうんです。この柔らかい新芽が冬の寒さで黒く枯れ、枝全体にダメージが広がる「枝枯れ」を起こすリスクがあります。私が過去に失敗した年は、11月に剪定した枝の先端が翌春までに約10センチも枯れ込みました。さらに、バラは秋に葉で光合成して根にエネルギーを蓄える大切な時期。葉を切りすぎると貯蔵量が減り、翌年の花付きが悪くなります。だから私は「秋の剪定は必要最低限」と決めていて、どうしても形を整えたい場合は花がら摘み程度の軽いカットだけにしています。剪定バサミは必ず消毒してから使うことも忘れずに。切り口から病気が入るのを防げます。

Q: つるバラの剪定は秋にやってもいいの?他のバラと何が違う?

A: つるバラの中でも「ランブラーローズ」は例外で、秋から冬の剪定が推奨されます。ランブラーは前年に伸びた枝にしか花を咲かせないので、花が終わった直後の夏〜秋に剪定するのが鉄則。私も以前、このタイミングを間違えて春に切ってしまい、その年は花が全く咲かずがっかりしました。ランブラーは年に一度しか咲かず、枝が細く柔らかくてたくさんの小さな花を房状に咲かせるのが特徴。一方、四季咲きのつるバラ(クライミングローズ)は枝が太く硬く、繰り返し咲きます。ランブラーの剪定は、古い枝を根元から間引いて新しい枝を残すのがコツで、晩秋に枝が裸の状態で行うと全体のバランスが見やすいです。ただし、来年花を咲かせる枝を間違って切らないように注意してくださいね。

Q: 冬越しのために、剪定以外にやるべき準備はある?具体的な手順を教えて。

A: 剪定以上に重要なのが「根を守る」ことです。寒冷地では、バラの株元にバークチップや腐葉土を10センチほど積むマルチングを必ず行いましょう。私はこれを毎年やっていて、-10度くらいの寒さでも根が凍りにくくなるのを実感しています。鉢植えのバラは特に根が冷えやすいので、マルチングか鉢ごと発泡スチロールで包む対策が必要です。もう一つ大事なのが、枝を風雪から守る固定作業。長く伸びた枝を麻ひもでまとめて支柱に軽く縛りつけるだけで、強風による枝の折れが劇的に減ります。私も何もしなかった年は、春に主要な枝が3本も折れて形が台無しになったことがあります。つるバラをアーチに這わせている人は、枝が風で擦れて樹皮が剥がれる「擦れ傷」にも注意。ゆるめの結束バンドや布製テープで固定すれば、そこから病気が入るのを防げます。

Q: 秋にバラを丸刈りにしてしまう人が多いのはなぜ?よくある間違いを教えて。

A: 多くの人が「きれいにしたい」という気持ちと、「春の成長を促したい」という誤解から秋に深剪定をしてしまいます。私も園芸初心者の頃は、冬に株を小さくしておけば春にコンパクトに育つと思い込んで、全部の枝を半分以下に切ってしまいました。結果は悲惨で、翌春は枝の先端が10センチ以上枯れ込み、新しい芽もほとんど出ませんでした。バラは秋に強く切るとショック状態になり、残った枝から水分が蒸発して枝枯れを起こすんです。もう一つ多いのが「暖地だから大丈夫」という過信。暖かい地域でも急な寒波で霜が降りることはあります。私の知り合いが鹿児島で12月にバラを半分近く切り詰めたら、その後の寒波で新芽が全部やられました。秋に剪定するなら、全体の3分の1以内に抑え、必ずその後の天気予報をチェックして、最低気温が5度を下回る予報が出たらすぐにやめてください。

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